二匹の犬が、線路の上に・・・ その事件は、12月の寒い日に、ウクライナ西部で起こりました。 動物愛護運動家デニス・マラフェエフさんの元に、 一本の電話がかかってきたのです。 その電話の内容は「郊外の線路上に二匹の犬がいて、動かない」と。
そのうちの一匹は怪我を負っていて、救助を要するとの電話でした。
線路に蹲った2匹の犬がいます。その上を列車が通過しています!
列車と接触していないので、大怪我には至っていません。
デニスさんが、現場へ救出に向かった
救出するために、デニスさんは現場へ、駆けつけました。
二匹の犬が、たしかに、線路上にいたのです。
二匹は、雄犬と雌犬でした。雌犬が負傷して、
線路の中で動けなくなっていたのです。
助けようと近づくと、雄犬が噛みつくように、
飛びかかってくる気配を示すため、救助できませんでした。
雄犬は、怪我をした雌犬を守ろうとひっしだったのです。
二匹の犬は、数日間、線路上に。
線路近くの住民によれば、何日もこの状態が続いていたそうです。
デニスさんは、忍耐強く、救助を試みました。
やっと、二匹を安全な場所に移動させることが出来、
怪我をした一匹は、獣医の元へと運ばれたのです。
この動物救助活動の顛末をFacebookに載せたところ、
なんと、飼い主が名乗り出てきたのです。
飼い主の元で、無事に暮らしています。
飼い主さんは、二匹を探し回っていたので、
ようやく見つかり、大喜びをしたという素晴らしい事が起こりました。
怪我を負った犬は、ルーシーという名前でした。
この二匹は、兄弟犬だったことが分かりました。
現在、パンダとルーシーの二匹は、
無事に家に戻っています。そして、元気に回復したと伝え聞いています。
ネットの反応
・二匹の犬は、線路上で、よく無事でいられたな!
・飼い主の元へ帰れるなんて、奇跡の連発だよ。
・パンダとルーシー、元気で暮らしてくれ!
・兄弟を守ろうとしたパンダに感動した!
ウクライナで起こった奇跡の救出劇でした。
二匹の犬が、列車に轢かれること無く、線路上で救出されたのです。
怪我をした兄弟犬を守り抜いた勇敢な思いやりに感動しました。